2003年04月10日 |
中外製薬、米サン・ディエゴの研究部門閉鎖 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:中外製薬 |
中外製薬は10日、100%子会社である中外ファーマ・ユー・エス・エー社(本社:米国カリフォルニア州サン・ディエゴ市=CPUSA)の研究部門閉鎖を決めたと発表した。同社は現在、昨年10 月にスタートしたロシュとの戦略的アライアンスを最大限に活用し、グローバルな経営基盤をもつ国内有数の研究開発型製薬企業をめざして、生産性の向上やコスト構造の改善、研究開発の効率化などに取り組んでいる。 CPUSAの研究部門は7 月7 日付で閉鎖し、約50名の研究者や従業員は解雇するが、米国パロ・アルト市にあるロシュ研究施設への再雇用など、再就職の支援を行う。現在CPUSAで行っている研究プロジェクトは、ロシュまたは中外製薬の研究所が引継ぐ予定。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030410chugai.pdf |