2003年04月16日
アベンティス社、関節リウマチ剤の輸入承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:厚生労働省

 アベンティス ファーマ社(東京都港区、ジェームズ・ミッチャム社長)は16日、抗リウマチ剤「アラバ錠 10mg、20mg、100mg」(一般名:レフルノミド)の輸入承認を取得したと発表した。アベンティス社(本社:フランス)が開発した新規イソキサゾール系の疾患修飾性抗リウマチ剤で、薬価収載後、アベンティス ファーマが輸入・販売する。

 日本の関節リウマチの潜在患者数は約70万人と推定され、厚生労働省の調査によると30万人以上が通院・入院による治療をうけている。リハビリ療法、薬物療法、外科的療法の組み合わせにより包括的に治療されているが、病因が不明なため対症療法の域を出ていない。

 新製品「アラバ」は、海外での大規模臨床試験および国内臨床試験で、関節リウマチ症状の改善作用、関節破壊進行の抑制作用、身体機能ならびに日常生活機能の改善作用が認められた。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=876