2003年04月17日 |
協和メデックス、心疾患用の高感度BNP測定試薬発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:協和メデックス |
協和メデックス(東京都中央区、所 洋社長)は17日、心疾患の血液診断に有用性が高いとされるBNPを高感度で短時間に測定できる診断用試薬「デタミナーRBNP」を今月22日に新発売すると発表した。 BNPは心臓から分泌されるホルモンで、その血中濃度は心不全の進行に伴う心臓のポンプ機能低下を早期に反映する。また病態の変化によっても変動することから、血中BNP濃度測定は心不全の診断と重症度の評価、管理に重要な意義があるとされていえる。 同試薬は、化学発光法により、微量の成分量に応じて生成する光電子を光電子増倍管で検出することで、1時間以内の高感度測定を可能としている。また測定機器として同社は、病院内や臨床検査所で大きなスペースを必要としない、「デタミナーRBNP」など専用の小型全自動化学発光分析装置「AP96c」を同時発売する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030417kyowa.doc |