2003年04月21日

中外製薬、山之内製薬から経口血糖降下剤と強心配糖体製剤の販売移管

【カテゴリー】：ファインケミカル 【関連企業・団体】：中外製薬、山之内製薬

中外製薬は21日、山之内製薬との間で、経口血糖降下剤『オイグルコンR』(一般名:グリベンクラミド)と強心配糖体製剤『ラニラピッドR』(一般名:メチルジゴキシン)の販売を、10月1日付で山之内製薬から中外製薬へ移管することで合意したと発表した。製造承認は従来から中外製薬が保有している。 『オイグルコンR』は、糖尿病の標準治療薬としてその有用性が世界で広く認められ、日本では1971年に販売を開始した。『ラニラピッドR』は心不全および不整脈治療でその有用性が認められており、日本では1979年に販売を開始した。 中外製薬は、経口糖尿病用剤『ジアベンR』をはじめ、その合併症関連で腎性貧血治療剤『エポジンR』、高脂血症治療剤『ベザリップR』や高血圧治療剤『プレランR』、狭心症治療剤『シグマートR』、ビタミンD3製剤『アルファロールR』『ロカルトロールR』。また心不全および不整脈治療関連では、強心配糖体製剤『ジゴシンR』、不整脈治療剤『リスモダンR』を販売している。 今回、新たに『オイグルコンR』および『ラニラピッドR』がラインアップに加わることに より糖尿病領域、心不全領域の強化が図られ、医療現場に一層の貢献ができるとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030421chugai.pdf