2003年04月24日 |
CPPフィルムの出荷も好調を持続 |
3月は5.6%増で3ヶ月連続の前年超え |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、ポリプロピレン無延伸フィルム(CPPフィルム)の出荷もOPP同様に好調が持続、3月の総出荷数量は前年同月を5.6%上回って1万3,240tとなった。3ヶ月連続の前年同月超えである。 好調の最大の要因は、OPP同様に食品包装分野の需要が活発なことにある。食品包装用の出荷量は1万1,341tで前年同月を6.0%上回った。これも3ヶ月連続の前年超えである。値上げを予想しての前倒し需要がかなりの部分を占めたのではないかと見られている。 他の分野は、繊維包装用が285tで2.4%減、その他が1,453tで1.7%増、内需合計が1万3,079tで5.3%増、輸出が161tで46.4%増-となっている。 この結果、1~3月期の総出荷数量は3万5,534tとなった。前年同期を4.9%上回っている。メーンの食品包装用は3万119tで4.9%増となっている。繊維包装用は829tで3.%増、その他は4,082tで1.5%増、内需合計は3万5,030tで4.5%増、輸出は504tで50.9%増。 なお、同期のOPPとの合計の出荷数量は9万7,527tで前年同期を8.5%上回っている。 |