2001年12月17日
経産省化学課、石化品の国際需給見通し策定へ18日第一回WG開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:三井物産、経済産業省

 経済産業省化学課は、石油化学製品の中長期国際需給見通しを策定するため、「世界石油化学製品の需給動向に関する研究会」の第一回ワーキンググループを18日開催する。

 エチレン、プロピレンをはじめ各種の誘導品、芳香族と広範にわたる石油化学製品の需給動向を国際的な視野でとらえようというもので、アジアでは韓国、台湾、中国、アセアン、インドなどのほか、西欧、北米、中東などの地域や国を対象に2001年(実績見込み)~2006年の生産能力、需要見通し、伸び率、需給バランスなどを調査する。
 
 研究会のメンバーは三井物産などの大手商社、メ-カーなど約20人、まとまるのは来年3月の見込み。
 
 同課では1989年から毎年、石化製品の国際需給見通しを策定しており、「アセアン政策対話」などに報告、活用している。