2003年04月30日 |
DSM、第1四半期純利益7%増の7,300万ユーロに |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:DSM |
オランダ・DSM社が28日(現地時間)発表した、2003年第1四半期決算によると、売上高は前年同期比7%増の14億5,300万ユーロ、営業利益は12%増の9,100万ユーロ、純利益は同じく6%増の7,300万ユーロとなった。少数持分の事業の利益を加えた合計純利益は7,300万ユーロとなった。 同社のピーター・エルバディング会長は「第1四半期の大きな特徴として、大幅なドル安、原材料価格の上昇、不安定な経済環境などがあげられる。また、DSMケミカルズ・ロッテルダムの操業中断に伴い、一時費用が発生した。こうした中でも、営業利益、純利益ともに前年同期を上回り満足できる業績をあげることができた。一部のマーケットに回復の兆しがみられ、業績に反映した。ただ、今後の市場の展望は依然不透明で、2003年通年についてはまだ予想できない」と語った。 増収の主な理由は、全分野で販売量が増加したこと(全体で9%のボリューム増)、平均販売価格が5%上昇したことをあげている。一方、米ドル、英ポンド、日本円に対してユーロが値上がりしたことが7%の減収要因になったとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030430DSM.doc |