2003年05月01日
米国デュポン、第1四半期好決算を発表
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:デュポン

米国デュポン社は、4月29日(米国時間)、2003年度第1四半期(1〜3月)の業績を発表した。売上高は14%増の70億ドル、純利益5億3,500万ドルを計上する好決算となった。

 同社のホリデー会長は「売上げを伸ばすことができたのは、成長基盤である5つの事業部門とデュポン テキスタイル アンド インテリア(DTI)で大幅に販売量が増加したことによる。この全般的な販売量の増加に加え、医薬品事業部門、農業・食品関連事業部門、安全・防護事業部門の各部門の業績が特に優れていたことから、年金、エネルギー、原料コスト増による影響が相殺された。当社の事業は好調で、その勢いは第1四半期を通じて期待を上回るものだった」と語った。

 連結純売上高は、前年同期比14%増の70億ドルとなった。これは販売量の7%増、事業の買収売却による純損益がもたらした2%増などによる。純利益は5億3,500万ドル(前年同期は24億6,500万ドルの損失)となった。会計原則の変更による累積効果を除く利益は5億6,400万ドルで、前年同期の4億7,900万ドルを18%上回わった。特別項目の総計は、税引後で5,100万ドル(前年同期は7,300万ドル)、1株当たりでは5セント(前年同期は7セント)となった。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/030501dupont.doc