2003年05月06日
ナフサC&F/ジャパン、4月平均は240ドル
昨年11月並みレベルに下降
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、ナフサの国際スポット相場のうちC&F/ジャパンの4月の平均は、トン当たり240ドルとなった。
 前月の平均を同約81ドル(約25%)下回っている。前年同月の平均に比べると同8ドル弱(約3%)の値下がりである。昨年11月並みのレベルに下がったことになる。
 
 4月に大幅下降した最大の要因は、原油の国際スポット相場の急落にある。WTIの4月の平均はバレル当たり28.15ドルで、前月を同5ドル強(約15%)下回っている。ナフサの下降率の方が大きいが、これは、2月中旬から3月上旬にかけてナフサのスポット相場が原油の相場以上に上昇したことへの反動と見られる。