2003年05月09日 |
旭化成、分社・持株会社制へ移行体制決る |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成エレクトロニクス、旭化成ケミカルズ、旭化成建材、旭化成せんい、旭化成ファーマ |
旭化成は9日開催した取締役会で、10月1日から実施する「分社・持株会社制」の基本方針を決めたと同日発表した。事業分割により7つの分社に承継させるとともに、経営の透明性と迅速性を高めるため、執行役員制度の導入、取締役の少数化および経営諮問委員会の設置など経営体制の変更を図る。6月末の定時株主総会にはかる。発表要旨以下の通り。 1.会社分割の目的 当社は、各事業が環境変化に迅速に対応できる体制の徹底と責任・権限の明確化を図るため、会社分割により中核となる全事業を7つに分社した「分社・持株会社制」に移行する。新体制移行後は、各分社で「スピード経営」と「自主自立経営」を徹底した事業運営を行う一方、当社は持株会社として「グループ全体戦略の立案」、「グループ資源の最適配分」、「グループ経営執行の監督」、「コーポレートR&D」に機能を特化し、グループ価値の更なる向上を目指す。 2.会社分割の要旨 (1) 日程 分割契約書承認取締役会2003年5月9日 分割契約書承認株主総会2003年6月27日 分割期日2003年10月1日 (2) 会社分割の方式 新体制への移行手続き等を円滑化するため、当社を分割会社、当社の完全子会社である 旭化成せんい、旭化成ケミカルズ、旭化成ライフ&リビング、旭化成建材、旭化成ホームズ、旭化成エレクトロニクス、旭化成ファーマをそれぞれ承継会社とする吸収分割(物的分割)の方法により分社を行う。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030509kasei3.pdf |