2003年05月13日 |
SMの内需は4月も着実な伸び |
PSの生産増で10ヵ月連続の前年超え |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が13日に集計したところによると、SM(スチレンモノマー)の4月の総出荷数量は26万4,774tとなった。前年同月の実績を8%上回っている。 うち内需は17万3,300tで3%増、輸出は9万1,474tで18%増となっている。内需は10ヵ月連続の前年同月超えとなった。 主用途のPS(ポリスチレン)の生産が定修プラント数の縮小で前年を22%上回ったことが大きく作用している。輸出の増加は3月の契約数量が多かったせい。一方の生産は25万8,088tで前年を15%上回った。増加の要因は定修による運休設備が前年同月の3社から1社に縮小したことにあると見られる。 |