2003年05月22日 |
2001年度の最終エネルギー消費量2,1%減少 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が21日発表した「2001年度のエネルギー需給実績(確報)」によると、同年度のわが国最終エネルギー消費量は15,801PJ(ペタジュール=原油換算100万kl)で、前年度比▲1.2%減少した。一次エネルギーに占める石油のシェアは5割を割り込み、49.4%となった。CO2(二酸化炭素)排出量は11,306億トンで、前年度比▲2.7%減少した。 最終エネルギー消費量15,801PJの内訳をみると、産業部門は▲3.8%減少し、民生部門は+2.0%、運輸部門は+0.3%と増加した。産業部門の減少は、景気の悪化等により、鉱工業生産がマイナスとなったことが原因。民生用は、一般家庭用は冷夏暖冬だったことから電気、都市ガスの消費量が減少し、最終エネルギー量で▲2.7%と減少したが、業務用は+6.1%と増加。運輸部門は旅客輸送が0.3%増加し、貨物は▲0.5%と減少した。 【部門別最終エネルギー消費量(2001年度)】単位:PJ (カッコ内は前年度比%) ◇最終消費量 15,801(▲1.2) ◇産業部門 7,250(▲3.8) ◇民生部門 4,626(2.0) (家庭部門) 2,057(▲2.7) (業務部門) 2,570(6.1) ◇運輸部門 3,924(0.3) (旅客部門) 2,367(0.9) (貨物部門) 1,557(▲0.5) |