2003年05月22日
PPフィルムの出荷、4月も好調を維持
OPPは13ヶ月連続で前年を上回る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会がこのほど集計したところによると、OPP(延伸PPフィルム)とCPP(無延伸PPフィルム)の両品種の4月の出荷数量は、合計で3万6,477tとなった。前年同月の実績を2.7%上回っている。

 うちOPPは2万3,307tで4.8%増、CPPは1万3,170tで0.7%減となっている。OPPは13ヶ月連続の前年同月超えである。主力の食品包装用が1万6,199tで6.0%増となったのが効いている。同包装用は10ヶ月連続して前年同月を上回った。一方のCPPの前年同月割れは4ヶ月ぶり。この場合は、メーンの食品包装用が1万1,104tでOPPとは逆に1.6%減となったのが響いている。

 こうした結果、今年1月から4月までの累計は13万4,004tとなった。前年同期を6.8%上回っている。OPPは8万5,300tで8.9%増、CPPは4万8,704tで3.3%増となっている。

出荷実績
http://www.chem-t.com/link/data/po/2003cpp.html