2003年05月29日 |
化学品の4月の輸入通関、樹脂の多くが前年超え |
化成品は増減に大きな差異,エチレンは3分の1に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省が28日にまとめた4月の輸入通関統計によると、化学製品の4月の輸入通関数量は製品によって前年同月比が著しく異なるかたちとなった。合成樹脂は過半が前年同月を上回っているが、エチレンは3分の1強に縮小している。大幅な伸びを遂げたものとしては、メタノールの2.8倍、アセトンの2.2倍、アクリル酸エステルの2.4倍などが挙げられる。 主要製品の4月の輸入通関数量は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年比。右は1〜4月の累計。 ▽エチレン 4,621(38.6%) 14,248(67.4%) ▽EDC 36,610(94.4%) 115,655(79.8%) ▽メタノール 198,982(284.4%) 665,752(115.2%) ▽フェノール 4,027(133.8%) 12,152(403.7%) ▽アセトン 4,257(215.7%) 19,074(124.8%) ▽アクリル酸エステル 5,381(242.6%) 15,272(121.4%) ▽AN 4,005(91.1%) 18,742(81.2%) ▽LDPE 11,857(105.5%) 48,357(107.9%) ▽HDPE 2,083(79.9%) 6,949(72.1%) ▽PP 9,951(120.1%) 38,172(89.1%) ▽ABS 1,598(125.6%) 5,483(132.6%) ▽ポリアセタール 1,808(112.6%) 6,229(110.5%) ▽ポリカーボネート 5,493(121.3%) 21,401(136.4%) ▽PET樹脂 27,319(104.7%) 103,566(112.7%) ▽ポリアミド 5,058(96.8%) 19,319(108.9%) |