2003年05月30日 |
三井化学、韓国・湖南石化投資会社「第一化学」解散 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学、三井物産 |
三井化学は30日、韓国・湖南石油化学への日本側共同投資会社として設立した、第一化学を6月30日付で解散すると発表した。 第一化学は1973年、当時の三井石油化学、三井東圧化学、三井物産、日本石油化学4社が韓国に進出し、同国麗水石油化学と折半出資して湖南石油化学を設立したさい、日本側投資会社として4社共同で設立した。 湖南石化は、79年に第1期を完成していらい順調に発展してきたが、すでに30年が経ち、韓国側パートナーの変更や、株式上場などもあって、設立当初の戦略的意義や使命は終えたと判断した。 湖南石化の株主構成は大きく変わり、2002年3月には韓国ロッテグループ57.2%、第一化学10%、残りは一般株主となっていた。第一化学はそのご保有株式を市場売却し、同年10月には売却を完了、事実上同事業から撤退していた。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/03530003.tif |