2003年06月02日 |
7月10日から「第33回安全工学シンポジウム」、安全工学協会が幹事 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:化学工学会、日本化学会 |
産業界全般にわたる設備やシステムの安全を確保し、安全工学および関連分野の発展に寄与するための「第33回安全工学シンポジウム」が7月10日と11日の2日間にわたって東京・六本木の日本学術会議講堂で開かれる。 同シンポジウムは同会議第5部人間と工学研究連絡委員会安全工学専門委員会(委員長・菅原進一氏)が運営、幹事学会は安全工学協会(会長・三浦昭氏)。参加費用は無料だが講演予稿集が一部5,000円(学生2,000円)。問い合わせは安全工学協会(横浜市中区尾上町4−47、Tel/045-641-3213、ホームページ/http://wwwsoc.nii.ac.jp/isse3/)へ。安全工学シンポジウムは各分野での問題を提起、優れた研究成果の講演と技術交流を行う。 今回のテーマは「安全知の連合と実行」。昨年の「安全知の連合を求めて」から一歩前進する形をとっている。特別講演として渡辺篤太郎・宇宙開発事業団宇宙輸送システム本部副本部長が「H−〓Aロケット開発」、村上陽一郎・国際基督教大学教授、東大名誉教授が「安全学その後」で話す。 また、菅原進一氏を座長に「社会安心への安全工学のあり方」でパネルディスカッションする。オーガナイズドセッションは富士火山の噴火に備える、地震学からみた21世紀の日本の安全、化学産業における21世紀の技術安全教育はどうあるべきかなど19テーマで行われる。 共催は化学工学会、火薬学会、計測自動車制御学会、色材協会、自動車技術会、静電気学会、地域安全学会、電気化学会、土木学会、日本化学会など41団体。 |