2003年06月03日 |
呉羽化学、コンプライアンス体制を整備・強化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クレハ |
呉羽化学工業(東京都中央区 天野 宏社長)は3日、1日付けで新たにコンプライアンス規程を社則に制定し、呉羽グループとしてコンプライアンス体制の整備・強化を図ることを決めたと発表した。 これまでも同社は、経営の基本理念として、関係法令の遵守、社会的規範に則った企業を目指し、「呉羽化学倫理憲章」および「行動規範」に基づくコンプライアンス重視の企業風土作りに努力してきた。しかし現在、独占禁止法等の競争法規に違反するとの嫌疑を日米独禁当局から受けている。今後は呉羽グループの役員および従業員が一体となって、一層法令遵守を徹底し、組織の末端までコンプライアンス重視の意識を浸透させる。 コンプライアンス体制の整備・強化策の主な内容は次の通り。 1.呉羽化学倫理憲章を「呉羽グループ倫理憲章」に拡大し、グループでの徹底を図る。 2.社外委員(弁護士)を含む社長直属のコンプライアンス委員会を設置する。 3.コンプライアンス委員会は景品・表示管理規程、貿易管理規程および独占禁止管理規程に基づく各分科会を下部組織として一元管理する。 4.コンプライアンス委員会の主な業務は以下のとおりとする。 1)コンプライアンス行動基準の策定 2)コンプライアンス教育の実施 3)コンプライアンス体制の維持・運営 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1053 |