2003年06月03日 |
新日石、「サルファフリー」ガソリン、四国・九州でも販売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:新日本石油 |
新日本石油は3日、環境対応型ハイオクガソリン「ENEOSヴィーゴ」を7月1日から四国、中国、九州地区でも販売開始すると発表した。関東・関西地区や中部地区ではすでに発売している。 「ENEOSヴィーゴ」は、硫黄分濃度10ppm以下を保証した、欧州(EU)では「サルファフリー」と定義されているクラスのガソリンで、同社は2001年、新添加剤(摩擦調整剤)を配合して売り出した「ENEOSハイオクガソリン」を改良し、数ppm〜35ppm含まれていた硫黄分を10ppm以下にカットした。 「ENEOSハイオクガソリン」のもつ加速性などの性能は変わらない。硫黄分10ppm以下を保証したことで、東京都が環境基本計画の中で2008年度までに実現を求めている基準をクリアしたという。 |