2003年06月05日
ナフサのC&F/ジャパン、250ドル台に
原油のスポット相場に連動して続伸
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 大手商社筋によると、ナフサの国際スポット価格が先週末以降一段と上昇、3日のC&F/ジャパンの平均は久方ぶりに250ドルの大台を突破して252〜254ドルとなった。
 
 C&F/ジャパンが250ドル台となったのは、最近では4月1日の253〜255ドル以来のこと。その後のボトムの5月第1週に比べると23〜24ドル高い。先週の平均に比べると9ドル前後のアップとなる。
 続伸の最大の要因は、原油のスポット相場が先週半ば以降軒並み高騰してきていることにあると見られている。WTIや北海ブレントは6〜7%上昇、中東ドバイも3〜4%上がっている。このため北西欧のナフサのCIF価格も、先週の平均より14〜15ドル上がって242〜243ドルとなっている。