2003年06月09日
ナフサの日本向け価格、先週の平均は250ドル超え
1週間で10ドル強のアップ、4月第1週いらいの高水準に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、ナフサの国際スポット相場のうちのC&F/ジャパンの先週1週間の平均はトン当たり250ドルの大台に乗って251〜253ドルとなったもよう。週末は260ドル近くまで上昇したとの情報もある。
 
 C&F/ジャパンの週平均が250ドルを超えるのは4月はじめの週いらいのこと。前週の平均を10ドル強上回っている。1ヵ月前に比べると約30ドル高い。
 北西欧のCIF価格も同様に急反発している。先週の平均は245ドルとなった模様。前の週を17〜18ドル上回ったようだ。
 ともに、原油のスポット相場の続伸に連動したかたちとなっている。ドバイはほとんど変化がないが、WTIとブレントは5%前後上がっている。