2003年06月10日 |
東洋紡、低湿度下で作動可能な燃料電池イオン交換膜開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡は10日、固体高分子形燃料電池に使用されるイオン伝導性ポリマーとして、新たに高耐熱型炭化水素系ポリマー「SPNポリマー」の開発に成功したと発表した。開発品の発電評価で80℃、相対湿度10〜20%の低湿度下でも実用性のある出力特性が得られることを確認したとしている。 燃料電池は環境への負荷が小さく、クリーンな次世代エネルギーとして期待されている。イオン交換膜を用いる固体高分子形燃料電池市場は、燃料電池自動車や家庭用コージェネレーション、モバイル機器などの用途に向け、2010年には数千億円規模に達すると予想され、自動車など関連各社が開発にしのぎを削っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/03610007.tif |