2003年06月12日 |
松下が7V型ワイドTVのDVDカーナビを発売 |
液晶モニターのバックライトにLED使用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:松下電器産業 |
松下電器産業とパナソニックオートモティブシステム(佐野尚見社長、Tel/045-939-1622)は7月10日から7V型ワイドテレビ付DVDプレーヤー内臓のDVDカーナビゲーションを4機種発売する。 同機の商品名はストラーダ(スペイン語で道)。両社ではストラーダで市販ナビマーケットへの本格的な進出をめざしたいとしている。 カーナビはルート探索精度の向上、地図表現の高精細化、データベースの充実などでここ数年来、急速に進化した。DVDビデオが家庭での飛躍的に普及するなかで、カーエンタテイメントも発展しているため、ストラーダは大画面の7V型ワイドモニターを付ける一方で、ナビ機能とエンタテイメント機能を両立させ、CD再生中でもルート案内ができるようにした。 松下はことしはじめにハードディスクナビ(HDX730)を発売したが、ストラーダも価格はほぼ同じ水準。HDX730は若者に人気がありストラーダの年齢層(35〜45歳中心)とは若干、異なるとしている。 ストラーダには新開発の「SD覚えてルート」の機能がついている。両社では「From Home To Car」をコンセプトにDVD、HDD、SDメモリーカードの3つのメディアを活用して家庭と車を結ぶカーナビに進化させたいとしている。 ストラーダの画面モニターはHDX730の6.5V型に比べ18%も表示面積が大きくなっているほか、液晶のバックライトに白色LED(発光ダイオード)を使用している。さらにプラス80〜マイナス40℃の耐熱性が確保できれば有機ELの利用も考えられるという。 今回、発売のストラーダの価格はCN-DV250RD(リヤビューカメラセット付、月産2,000台)が23万円、CNDV250Dが20万円(6,000台)、CN-DV150RD(リヤビューカメラセット付、月産4,000台)が21万円、CN-DV150D(8,000台)が18万円。 |