2003年06月13日
環境省、「環境ホルモン戦略計画SPEED'98」の改訂へ
【カテゴリー】:行政/団体
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 環境省は、内分泌攪乱化学物質についての同省の基本的な考え方と具体的な対応策を収録した「環境ホルモン戦略計画SPEED'98」を改訂することになった。

 98年5月に発表したあと2000年11月に一度改訂しており、今回が2度目の改訂となる。新しい科学的知見を踏まえて追加・修正するとともに、今後の環境省の対応方針等も明確に記載することにしている。

 このために、「内分泌攪乱化学物質問題検討会」の下部組織として、鈴木継美・東大名誉教授を座長とするワーキンググループを設置して具体的な改訂作業を進めていく。12日までに決定しているワーキンググループの構成メンバーは次の各氏。

▽青山博昭(残留農薬研究所毒性第1部生殖毒性研究室長)▽有田芳子(全国消費者団体連絡会事務局)▽井口泰泉(岡崎国立共同研究機構)▽井上達(国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター長)▽鈴木継美(東京大学名誉教授)▽長濱嘉孝(岡崎国立共同研究機構)▽花岡知之(国立がんセンター研究所支所臨床疫学研究部疫学研究室長)▽森田昌敏(国立環境研究所統括研究官)。