2003年06月19日
タカラバイオ、鹿児島県にアシタバ新工場建設
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオ(加藤郁之進社長)は19日、バイオ医食品事業展開の一環として、昨年から、高齢者に必要な生理作用をもつ明日葉(アシタバ)の栽培を鹿児島県曽於郡大崎町と屋久島の上屋久町で行ってきたが、栽培量が年間約250トン規模に達したため、これを処理加工し、商品化する「明日葉大崎工場」を設立、9月から操業を開始すると発表した。

 同社はすでに、大崎町に農業生産法人「有限会社 タカラバイオファーミングセンター」を設立。明日葉の大規模栽培を行っているが、洗浄や梱包、出荷を新工場で行うことによって、栽培から出荷まで一括管理する。新工場での初年度の明日葉取扱量は250トン/年を予定。5年後には2500トンまで拡大する。これは、明日葉ジュースを1年間毎日飲む人10万人分に相当する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/030619tbo.doc