2001年12月07日 |
11月のエチレン生産量は60万8,900トン |
前年同月比は3.3%減、平均稼働率は94.9% |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が7日にエチレンセンター11社の11月のエチレン生産速報を集計したところによると、総生産数量は60万8,900トンとなった。前月比は。9%減、前年同月比は3.3%減である。 前月を3.9%下回った最大の要因は全体の操業日数が10月より1日多かったことにある。一方、前年同月を3.3%下回ったのは、誘導品の内需の低迷に加えてオレフィンと誘導品の輸出が一段と縮小したためと見られる。この結果、1月の平均操業率は94.9%となった。前月に比べると0.7ポイント下がっている。しかし、8月の94.5%、9月の94.4%に比べるとまだ高い。 これに伴う1~11月の累計は672万7,400トンとなった。前年同期の実績を3.3%下回る規模である。なお、11月の定修・運休プラントは前月同様に皆無であった。 |