2003年06月30日 |
昭和電工、家庭用冷蔵庫向け熱交換器タイへ生産移管 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は30日、直冷式家庭用冷蔵庫向け熱交換器(ロールボンドエバポレータ 以下RB)の生産を、タイに出資しているThai Refrigeration Components Co.,Ltd (以下TRC社)へ移管すると発表した。 同社のRB事業は40年の歴史をもち、小山事業所(栃木県小山市)をマザー工場として、累計生産台数が1億台を超える代表製品となっているが、直冷式の冷蔵庫は現在日本の家庭用大型冷蔵庫では使用されておらず、市場規模が大きく、今後もなお成長が見込まれる東南アジア市場向けに生産拠点を移すことにした。 TRC社への生産移管は本年7月から順次開始し、年内に小山事業所でのRB生産停止を予定している。 【TRC社の概要】 ◇会 社 名:Thai Refrigeration Components Co.Ltd ◇設 立:1987年9月 ◇資 本 金:50百万バーツ(約150百万円) ◇場所:タイ国 バンコック近郊の「バンプー工業団地」内 ◇株主:日本側株主30% (昭和電工 25%) ・出資比率:タイ側株主70% (タイの日系冷蔵庫メーカーが中心) ◇代表者:社長 Mr.Suttipong Sriakachan 副社長 長谷川 祐二(昭和電工から出向) ◇従業員数 :140名(内、日本人2名) ◇売上規模:売上高323百万バーツ (約940百万円) (2002年実績)販売台数 1,791千台 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030630denko.doc |