2001年12月07日
中外製薬、不整脈治療剤「リスモダン」の情報提供活動変更
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬

 アベンティス ファーマ(本社:東京都港区、社長:ピーター・レッシャー氏)と中外製薬(本社:東京都中央区、社長:永山治氏)の両社は7日、不整脈治療剤「リスモダン」(一般名:ジソピラミド)についてこれまで両社で行ってきた情報提供活動の見直しを行うことで合意した、と発表した。

 2002年1 月1 日以降、「リスモダン」の医療機関への情報提供、収集活動は中外製薬が担当する。輸入および製造承認は従来通りアベンティス ファーマが保有する。

 アベンティス ファーマは、日本におけるポジションを強化するため中核となるグローバル戦略製品へ経営資源の集中する。不整脈治療剤「リスモダン」は、これまでアベンティス ファーマが製造・販売提携し、中外製薬が販売してきた。
 
 「リスモダン」は、アベンティス ファーマにとって重要な製品だが、より中核となる戦略製品へ経営資源を集中させるため、見直しを決定した。