2003年06月30日
新日石、根岸製油所に34.2万kw発電設備が運転入り
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:新日本石油

 新日本石油精製根岸製油所は30日から電力卸供給事業の営業運転を開始した。2000年4月に環境アセスが終了、同年10月から残渣油(アスファルト)を燃料とした、わが国初のガス化複合発電設備を建設してきた。契約最大発電量は34.2万キロワット。
 
 新日石グループは、1998年7月の大阪製油所(13.0万kw)を皮切りに、2000年6月横浜製油所(4.9万kw)、さらに今回の根岸製油所に続いて、2004年10月には麻里布製油所(13.2万kw)と室蘭製油所(5.0万kw)と、5製油所で合せて70万kwを超える電力事業を展開中である。