2001年12月07日 |
TEC、ロシアの「製油所近代化プロジェクト」受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング、三井物産 |
東洋エンジニアリング(TEC)は7日、ロシア・ヤロスラブリ製油所の近代化プロジェクトについて、三井物産、独ティッセン・クルップ両社と正式契約を結んだ、と発表した。 三井物産・ティッセン・クルップ両社のコンソーシアムがロシアのヤロスラブネフテオルグシンテツ社と契約を締結。その後両社コンソーシアムに対して技術面で支援を行ってきた経緯もあって、このほどTECが同契約の主要設備について両社から下請け受注した。同社にとっては久しぶりの大型受注となった。 今回の受注の概要は次の通り。 (1)最終受容者:ロシア・ヤロスラブネフテオルグシンテツ社ヤロスラブリ製油所(モスクワの北東280キロメートル) (2)受注設備:ビスプレーキング設備(年1.5百万トン処理)ならびにハイドロクラッキング設備(年2.1百万トン処理)の設計、機器資材供給 (3)受注金額:約200億円 (4)契約納期:2003年に機器資材納入、設備の完成は2005年初頭を予定。 (5)プロジェクト目的:ロシア製油所の課題である白油化率向上を目ざしての重質留分の軽質化。 |