2003年07月01日 |
POフィルムの4月の出荷、再び前年をわずかながら上回る |
産業用がLDPE製品もHDPE製品も好調 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合 |
日本ポリオレフィンフィルム工業組合が集計したところによると、同組合加盟のポリオレフィンインフレーションフィルム企業による4月の同フィルムの総出荷数量は8万1,616tとなった。前年同月の実績を1.1%上回っている。3月は同1.5%減であったが、4月はわずかながらも再び前年超えとなった。 うち、LDPEフィルムは前年同月比 101.1%の5万1,501t、HDPEフィルムは同102.1%の2万7,374t、IPPは同91.3%の2,741tとなっている。LDPEフィルムは今年に入って4ヶ月連続の前年同月超えである。HDPEフィルムは今年初めての前年超えとなった。IPPは4ヶ月連続の前年割れである。 主要用途分野の中では、産業用がLDPE製品もHDPE製品もともに順調な伸びを遂げている点が目を引く。また、絶対量は産業用ほど大きくないがLDPEの農業用とHDPEのごみ袋用の伸びも注目される。ただし、輸入品の増加が目立つHDPEのレジ袋は引き続き低迷している。 こうした結果、1月から4月までの累計は前年同期比100.1%の29万7,911tとなった。うちLDPEフィルムは同102.2%の19万3,322t、HDPEフィルムは同97.4%の9万4,997t、IPPは同88.0%の9,592tとなっている。 ポリオレフィンフィルムの4月の出荷実績は別表の通り。 ●2003年ポリオレフィンフィルム出荷実績 http://www.chem-t.com/link/data/po/2003film.html |