2001年12月07日
プラ協、技術開発支援事業の成果報告会を開催
多数が聴講、熱心な質問が相次ぐ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は7日、東京・港区の同協会会議室で「技術開発支援事業成果報告会」の2001年度会合を開催した。これは、かねてから同協会が大学や民間企業などを対象に実施しているプラスチックリサイクル技術の開発支援プロジェクトのうちの99年度と2000年度のテーマの開発成果について概要を関係者に報告したもの。
 当日会場にはプラスチック関係業界から多数の関係者が集まって、成果を報告した研究者4氏それぞれに対して活発に質問し、極めて熱のこもった報告会となった。
 この日の発表者と開発テーマは以下の通り。
 ▽「廃プラスチック混合物からの塩化ビニルの除去とシュレッダーダストからのプラスチックの分離」(1999年度支援事業)=関西大学工学部化学工学科教授芝田隼次氏
 ▽「発泡スチロールのマテリアルリサイクル・システムの開発」(2000年度支援事業)=テラ社代表八十田豊志氏
 ▽「マイクロ波による塩化ビニルの脱塩素処理技術の開発」(2000年度支援事業)=神戸製鋼所化学環境研究所中尾昇氏
 「固気流動層による廃プラスチック連続比重分離技術の開発」(2000年度支援事業)=岡山大学工学部押谷潤氏