2003年07月03日 |
旭化成、投資会社と提携し塩事業を再編統合 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成、三井物産 |
旭化成は3日、製塩事業の2つの子会社、新日本ソルト(東京都中央区、植岡佳樹社長)と赤穂海水(兵庫県赤穂市、植岡佳樹社長)両社の旭化成保有株を、投資会社であるアドバンテッジ パートナーズ社が運営する持株会社に譲渡すると発表した。 新日本ソルトは製塩業界1位で旭化成100%、赤穂海水は同3位で旭化成グループが50%強所有している。今後は塩事業グループとして統合し、一体運営する。わが国製塩業界は、長年にわたって専売制度下にあったが、1997年規制緩和によって塩専売法が廃止され、完全自由化された。しかし数多くの同規模メーカーが並存し、過当競争が厳化するなど、事業環境は悪化が続いている。 このため、新たな統合スキムを構築し、製塩業界におけるリーディングカンパニーをめざすことにしたもので、成熟産業の業界再編と、ビジネスモデルの革新を図りたいとしている。持株会社には旭化成のほか三井物産も参画する予定という。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030703akasei.doc |