2003年07月14日 |
ポリプラスチックス、中国のPOM製造プラントが起工 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ポリプラスチックス、三菱ガス化学 |
ポリプラスチックスは14日、三菱ガス化学、韓国エンジニアリングプラスチックス(本社:韓国 ソウル、崔東鍵社長)およびチコナ(本社:ドイツ ケルスターバッハ、リンドン・コール社長)と共同で計画している、中国でのポリアセタール(POM)計画が具体化したため、11日、同国江蘇省南通市南通経済技術開発区で、現地合弁会社 宝泰菱工程塑料(南通)有限公司(澤田基司董事長)による、POM製造プラントの起工式を行ったと発表した。式典には、南通市長の丁大衛氏、江蘇省外貿庁長官の張雷氏をはじめ関係者多数が出席した。 中国のPOM樹脂のマーケット規模は、現在150,000トンと推定され、今後も年率10%程度の成長が見込まれている。今回建設するプラントは年産6万トン、所要資金1億4,000万ドルで、完成は2005年第2四半期の予定。各社は、宝泰菱工程塑料(南通)有限公司による同製造プラントの建設を通じて、POM樹脂のアジア太平洋地域におけるプレゼンス拡大を目指す。 【宝泰菱工程塑料(南通)有限公司の概要】 ◇会社名:宝泰菱工程塑料(南通)有限公司 (英語名:PTM ENGINEERING PLASTICS (NANTONG) CO., LTD.) ◇設立:2001年12月24日 ◇所在地:中国江蘇省南通市南通経済技術開発区内 ◇代表者名:董事長=澤田基司氏 ◇事業内容:POM樹脂およびその他のエンジニアリングプラスチックスの製造、加工および販売 ◇プラント概要:生産能力=年産6万トン ◇商業運転開始=2005年第2四半期 ◇総投資額=約140百万米ドル ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1166 |