2003年07月16日 |
蝶理の「事業再構築計画」認定、経産省 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成、東レ |
経産省は、蝶理から提出された「事業再構築計画」を、産業活力再生特別措置法に基づく再構築計画として15日付で認定した。 同社は事業構造の変更として、100億円の増資を予定。旭化成、東レ、みずほコーポレート銀行、UFJ銀行、中央三井信託銀行が優先株を引き受ける。また、175億円の無償減資と、160億円の資本準備金・利益準備金のを使い欠損金にあてる。 さらに事業革新として、中核的事業の競争力を強化するため、物流の円滑化、電子商取引の導入、業務プロセスの見直しなどに取り組む。これらの計画を実施することにより、2003年度には、従業員一人当たりの付加価値を前年度比12%向上させることが可能になる、としている。 なお蝶理の資本金は、3月末現在190億7000万円、従業員数は626人(4月1日現在)。 |