2003年07月23日
中国からの樹脂の引き合い依然活発
HDやL-Lは8月渡しも値上げ進む
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:なし

 大手商社各社によると、中国からの汎用樹脂の引き合いは引き続き活況を呈している。SARS問題に終止符が打たれたのが大きい。
 
 このため8月渡しの価格も一段と改善されつつある。HDPEやL-LDPEはトン当たり20ドル上がってCFR610〜620ドルとなっている。PPのホモポリマーも7月の価格より10ドル前後上がって660〜680ドルに底上げされている。
 
 中国国内の在庫が必要水準を下回っていることが要因。今後もなお上昇が続くとの見方が多い。