2003年07月23日 |
BASF、米MSAからCallery Chemical 事業部を買収 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは23日、米国のマイン・セーフティ・アプライアンシズ・カンパニー(MSA)から、Callery Chemical(カレリー・ケミカル)事業部を買収することで合意したと発表した。取引金額は約6,500 万ドル(約5,800 万ユーロ)となる予定。 これにより、BASF は、無機薬品の製品群の強化を図ると同時に、景気循環のないライフサイエンス市場への世界規模での参入を図る。また、MSAは、中核事業である安全関連製品への取り組みを強化する。 今回の買収には、Callery の拠点であるペンシルバニア州エバンス市の土地とすべての生産施設、取引関係、在庫が含まれる。規制当局の認可や最終的な契約の確認などは残されているが、2003 年第3 四半期末をめどに取引を完了する予定という。 Callery Chemical の2002 年度の売上高は3,000 万ドル(約2,700 万ユーロ)。創業は1939 年。医薬品向けのホウ素やカリウム製品の大手メーカー。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030723basf.pdf |