2003年07月24日 |
ダイキン工業、フッ素樹脂化合物配合の「石材保護剤」共同開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ダイキン工業 |
ダイキン工業と関ヶ原石材(本社:岐阜県不破郡関ヶ原町、小林亮太社長)の両社は24日記者会見し、フッ素樹脂化合物を含んだ、建築資材用石材の防汚保護剤「セキストーン・コート」を共同開発したと発表した。 ビル、ホテルなどには天然石が使われることが多いいが、これらの石材に塗布することによって、壁や床につきやすいシミや手垢、タバコによる黄変、エンジンオイルなどの汚れから守る。ダイキン工業が主原料であるフッ素樹脂化合物を販売提供し、関ヶ原石材が製品の保護剤に仕上げ本格市場展開する。 (1)水を通さず、食品や油汚れなど、あらゆる汚れを防ぐことが出来る (2)防汚効果が長く維持できる (3)天然石特有の風合いを損なわない、などの特徴がある。 関ヶ原石材によると、世界の石材保護剤市場は年間約150億円規模。素材別内訳はシリコーン系が106億円、ワックスが30億円でフッ素系は14億円となっている。 会見で関ヶ原石材の矢橋達郎会長は「新開発したフッ素系保護剤は、他の素材に比べても品質的に優れているので、今後市場拡大に力を入れていきたい」と語った。初年度10億円、2年後の2005年度には40億円の売上げを見込んでいる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/03724007.tif |