2003年07月29日
吸水性樹脂の需給好調、上期生産15万トン
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:荒川化学、花王、住友精化、東亞合成、日本触媒

 吸収性樹脂(SAP)の生産、出荷好調が続いている。経産省化学課が29日発表した今年上半期の実績によると、生産は150,718トン(前年同期比115.7%)、出荷は150,545トン(112.0%)で、ともに2ケタ台の増加。
 
 出荷の内訳は、国内向けは54,320トン(110.2%)、輸出96,225トン(113.0%)となっており、輸出の伸びがとくに大きい。昨年は、上期よりも下期の方が生産、出荷とも伸びているところから、今年は30万トンを超えることは間違いないとみられている。
 
 メーカーはサンダイヤポリマー、住友精化、荒川化学、花王、東亞合成、日本触媒の6社。2003年6月末現在の生産能力は32万7,000トンとなっている。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/03729001.tif