2003年07月30日
エンプラ6月の需給実績、ポリカーボなど高率生産続く
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

経産省は30日、6月の化学工業統計速報(医薬品を除く)を発表した。季節調整済指数でみると(平成12年=100)、生産は前月比▲1.4%の低下。前年同月比(原指数)では▲2.6%の低下。
 
 エンジニアリングプラスチックは、ポリアミド、ポリカーボネート、PBTが引続き前年を上回る生産を記録した。エンプラ6月の実績は以下の通り。(単位:トン、カッコ内は前年同月比%)
 
【ポリアミド樹脂】
◇生産   21,417(9.7%)
◇出荷   20,221(▲1.0)
◇在庫   30,225(25.1)

【ふっ素樹脂】
◇生産   1,628(▲2.8)
◇出荷   1,824(29.2)
◇在庫   4,589(4.7)

【ポリカーボネート】
◇生産   33,078 (7.3)
◇出荷   30,681 (▲6.6)
◇出荷   53,020 (3.5)

【ポリアセタール】
◇生産   12,583 (▲1.8)
◇出荷   11,692 (▲0.9)
◇在庫   16.807 (26.2)

【ポリエチレンテレフタレート】
◇生産   83,884 (▲19.2)
◇出荷   43,221 (▲12.1)
◇在庫   68,513 (▲16.3)

【ポリブチレンテレフタレート】
◇生産   11,808 (19.6)
◇出荷    7,749 (15.1)
◇在庫    3,942 (15.3)

【変性ポリフェニレンエーテル】
◇生産   2,931 (▲39.1)
◇出荷   5,448 (▲13.0)
◇在庫   9,962 (▲11.5)