2003年07月31日
東ソー、四日市の石化設備の稼動を再開
エチレン装置も誘導品設備も安定操業
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東ソー

 東ソーは、29日夜から同社四日市工場の石油化学設備の操業を再開した。ほぼ2ヶ月半振りの再稼動となった。31日現在、エチレンプラントも芳香族装置も、またポリエチレンなど誘導品の設備も全て順調に稼動中。
 
 同社は、さる5月15日に同工場内のエチレンプラントの保安状況を再確認するため自主的の同工場の稼動を停止する措置に踏み切ったが、その際にメカニカルトラブルを引き起こし、いらい長期運休を余儀なくされてきていた。この間にエチレン製造装置の一部の機器を更新、また、他の機器についても再チェックできたためさる23日にエチレン装置にナフサを注入して試運転に乗り出していた。その結果、長期安定操業を続けていける見通しを得たことから、今回本稼動の再開に踏み切ったもの。