2003年08月04日
米国デュポン、中国にフィラメント合弁会社設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デュポン

 米国デュポン社エンジニアリングポリマー事業部(本社:デラウエア州ウイルミントン)は7月31日(米国時間)、中国で最大の歯ブラシ用フィラメントのサプライヤーであるウーシー シンダ ナイロン社(無錫市興達尼龍有限公司、本社:中国・無錫、以下シンダ社)と、歯ブラシ、刷毛、化粧用ブラシおよび工業用ブラシに使用されるフィラメントを製造、販売する合弁会社を設立することで合意したと発表した。

 設立するのは、デュポン シンダ フィラメント社、デュポン フィラメント ヨーロッパ社、およびデュポン フィラメント アメリカ社の3社で、それぞれの持株比率は、デュポン社が70%、シンダ社が30%。設立は2003年の第4四半期を予定しており60カ国以上の顧客に TynexR(タイネックスR)、TynexR A、OrelR(オレルR )、ChinexR(チャイネックスR)などに代表される、歯ブラシ、刷毛、化粧用ブラシおよび工業用の研磨ブラシや特殊ブラシ用のフィラメント製品を提供する。

 合弁会社の最高経営責任者(CEO)には、現在デュポンフィラメント事業部のグローバルビジネスマネージャを勤めるジョンW・ロックリアー(John W. Locklear)氏が就任する。またシンシシアT・クロウチ(Cynthia T. Crouch)氏がグローバルマーケティングディレクタを務める予定。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1213