2001年12月05日
可塑剤9月の生産・出荷、低迷長期化の中で「輸入品」が増加
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会は5日、9月の生産、出荷実績を発表した。
 フタル酸系小計生産2万9,985トンで前年比89.4%、出荷3万4.444トンで101.8%、在庫は2万1, 005トンで75.7%だった。
 
このうちDOPは生産2万1, 578トン(95.1%)、出荷2万1,926トン(100.4%),在庫1万0, 488トン(80.4%)。DINPは生産6924トン(73.2%)、出荷9,671トン(99.5%)、在庫7,056トン(80.4%)だった。DBPは生産523トン、出荷600トンだった。

 フタル酸系以外ではリン酸系は生産1,671トン(104.3%)、出荷15,81トン(90.8%)、在庫2,802トン(92.3%)、アジピン酸系生産1,909トン(86.4%)、出荷2,228トン(91.5%)、在庫5,334トン(88.1%)、ポリエステル系生産1,315トン(105.9%)、出荷1,115トン(105.9%)、在庫1,662トン(127.6%)だった。
 なお1-9月の全品目トータル生産量は32万4,349トンで前年比90.6%。

 同業界は、軟質塩ビの需要低迷が長期化する中、韓国からの輸入が前年比50-60%増加するなど、なお厳しい状況が続いている。


http://www.c-nt.co.jp/data/oxo/200109.html">2001年9月可塑剤生産・出荷・在庫実績(表)
http://www.c-nt.co.jp/data/oxo/2001.html">2001年可塑剤生産・出荷実績(表)
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