2003年08月12日 |
昭電、エラストマー子会社と合併、事業強化へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は12日、2004年1月1日付で、全額出資子会社である昭和電工エラストマーと合併すると発表した。合併は「簡易合併」方法をとり、昭和電工が存続会社となる。昭和電工エラストマーは解散する。 昭電グループは、今年度からの新3ヵ年計画「プロジェクト・スプラウト」の中で、エラストマー事業を成長戦略事業と位置付け、拡大・強化をめざしてきた。 クロロプレンゴム事業は、昨年11月に外資との合弁を解消し、製造会社を昭和電工エラストマーとして100%子会社化した。新商品名も「ショウプレン」として国内外の幅広い用途に販売してきた。 今回、さらに内外の顧客ニーズにいち早く対応できる新規用途やグレード開発をめざして、ショウプレン事業の製造、販売及び製品開発を一元化するため、昭和電工エラストマーを合併することにした。これにより効率的運営を推進し、「ショウプレン」のコスト競争力をより一層強化する。 また同社は、ショウプレン事業と他のエラストマー製品である塩素化ポリエチレン「エラスレン」、低ハロゲン難燃エラストマー「エコフレイマー」やフッ素系ゴムとのシナジーを追求し、エラストマー事業の拡充を図る方針。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030812shoden2.doc |