2003年08月21日 |
昭電子会社「アルミボトル缶」事業化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は21日、連結子会社の昭和アルミニウム缶(本社:東京都港区、大西健介社長 以下SAC)が、「アルミボトル缶」を事業化すると発表した。 アルミボトル缶は熱伝導性やバリア性、リサイクル性などに優れ、需要もこのところ急成長しており、2002年の11億缶から2003年には22億缶と倍増が見込まれている。SACでは、アルミボトル缶市場に着目し、かねてから技術的検討や、市場調査を行ってきた。 この結果、現有のアルミ缶製造技術が活かせること、既存製造ラインを有効利用できることなどから優位なコスト競争力が確立できると判断し、事業化を決めた。当面の生産能力は年間1.8億缶。ソフトドリンク向けを中心に2004年4月からの販売開始をめざす。技術は武内プレス工業(本社:富山市、武内繁和社長)から導入する。 【アルミボトル缶事業化の概要】 1.生産品目 アルミボトル缶(口径38φ、2ピース缶、容量310ml) 2.生産工場 昭和アルミニウム缶株式会社 彦根工場内の1ライン改造 3.設備能力 年間1.8億缶(加工設備増設により3.5億缶/年まで可能) 4.設備投資額 総額約15億円 5.工期 2003年8月から2004年3月 6.販売開始時期 2004年4月販売開始を目標 7.販売目標数量 年間1億缶(2005年) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030821showadenko.doc |