2003年08月22日
世界のエタノール燃料需要、2010年7,000万klに
エネ調燃料政策小委で独・バーグ博士が講演
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

新しいエネルギー資源として「エタノール燃料」が注目されているが、総合資源ネルギー調査会石油部会燃料政策小委員会(委員長、御園生誠・工学院大学教授)はこのほど独・リヒト社のクリストファー・バーグ博士を招き、「世界のエタノール燃料」についてプレゼンテーションを受けた。
 
 この中で同博士は「エタノール燃料の将来見通しは、日本の参加によってさらに明るいものになる」とし、「世界の生産量は、工業用需要の増加に伴って今後急速に伸びる。2001年の3,000万klから、2010年には7,000万klに達するだろう」との見通しをもっていることを明らかにした。