2003年08月25日
ナフサのC&F/ジャパン価格、先週は283ドルに
2週連続の軟化だが、先行きはなお不安
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 ナフサの国際スポット相場のうちのC&F/ジャパンの先週の平均価格はトン当たり283ドル弱となった模様。2週連続の下降である。
 先々週の平均に比べると2ドル強の値下がりということになる。直近のピークの8月第1週の平均に比較すると7ドル強のダウンである。原油のスポット相場の動きと完全に軌を一にしている。
 ただし、わが国の大手商社や石油化学企業は、現在も混乱が続いているイラクの国内情勢や米国の石油製品の在庫不測状況などから推してナフサの国際相場は今後もなお不安定の状態で推移していくと判断せざるを得ないとしている。