2003年08月27日 |
「化学物質と環境円卓会議」第7回会合活発に意見交換 |
安井教授の“ゼロリスクをめざす危険性”を中心に |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省の主催による「化学物質と環境円卓会議」第7回会合が27日、東京四谷の主婦会館プラザエフで開催された。草間朋子・大分県立看護科大学教授と安井至・東京大学教授の講演内容を中心に活発な意見交換が行われた。 この中で特に多くの人の注目を集めたのは“ゼロリスクをめざす危険性”と題する安井教授の講演で「いかなる場合にもリスクはゼロにならない。めざすべきはトータルリスクをミニマムにすることだ」との主張に同意を表明する声が相次ぐ反面、「目標とすべきはやはりゼロリスクだと思う」との発言もあってこれまで以上に熱のこもった会合となった。 |