2003年08月28日
カーボンブラック協会、需要見通しを上方修正
年初の見通しに3.5ポイントプラスして前年の4.8%増に
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:カーボンブラック協会

 カーボンブラック協会は28日、同協会が年初にまとめた今年のカーボンブラックの需要見通しをこのほど上方修正したことを明らかにした。
 年初の見通しは前年の実績を1.3%上回るというものであったが、今回は3.5ポイント上乗せして4.8%増に改めた。これは、日本自動車タイヤ協会が自動車タイヤの今年の伸びを当初の予想より0.9ポイント上方修正して前年比4.0%増に改めた点をベースに当初の予想を見直したもの。
 
 今回修正した今年の予想総需要量は、前年比104.6%の87万6,810t(年初の予想は85万220t)で、うち、ゴム用は同104.8%の81万7,070t(同79万120t)となっている。
 内訳は以下の通り。かっこ内は前年比。右は年初の予想。
 タイヤ用   644,800(105.8%)    621,850(102.1%)
 一般ゴム用  160,130( 99.8%)   158,470( 98.8%)
 ゴム用計   804,930(104.6%)   780,320(101.4%)
 非ゴム用    45,100(100.3%)    46,400(103.2%)
 内需計    850,030(104.4%)   826,720(101.5%)
 輸出      26,780(113.8%)    23,500( 99.8%)
 総需要    876,810(104.6%)   850,220(101.4%)