2003年08月28日 |
カーボンブラックの出荷が好調を維持 |
7月も2.9%増で16ヶ月連続の前年超え |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:カーボンブラック協会 |
カーボンブラック協会の集計によると、カーボンブラックの7月の総生産量は6万8,165t、総出荷量は6万9,487tとなった。前年同月に比較すると、生産は1.3%増、出荷は1.9%増となる。 生産量のうちゴム用ファーネスは前年同月比101.4%の6万3,942t、非ゴム用その他は同99.5%の4,223t。また、出荷数量のうちのゴム用ファ−ネスは同103.4%の6万5,516t、非ゴム用その他は同95.2%の3,971tとなっている。 この結果、生産は13ヶ月連続の、また出荷は16ヶ月連続の前年同月超えとなった。化学製品の中では異例の長期成長といえる。これは、需要の多くを占める自動車タイヤの生産量が7月も前年同月比7.2%増と引き続き活発であったことによるもの。ただし、出荷全体の伸び率はこれまでの毎月の水準をかなり下回っている。生産量の伸び率も同様だ。 これに伴う今年1月から7月までの累計は、生産量が前年同期比106.4%の45万5,651t、出荷量が同105.6%の45万7,043tとなった。生産量のうちゴム用ファーネスは同106.2%の42万7,192t、非ゴム用その他は同110.4%の2万8,459t。出荷のうちのゴム用ファーネスは同106.0%の42万9,909t、非ゴム用その他は同100.7%の2万7,134tとなっている。 |