2003年09月01日 |
旭化成、台湾FPCからイオン交換膜法大型電解設備受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は1日、台湾塑膠工業有限公司(Formosa Plastics Corporation=FPC)から、同社麦寮工場向け年産30万トンのイオン交換膜法食塩電解設備を受注したと発表した。2004年末稼動開始の予定。 同社は1999年と2000年にFPC麦寮工場にイオン交換膜法の同設備(合計3系列、年産79万トン)を供給したが、今回これに続く第4系列の競争入札が行われ、三度び受注した。 FPC麦寮工場の生産能力は、新系列の稼動により年産109万トンと、単一のイオン交換膜法食塩電解工場としては世界最大規模。またその総てが旭化成プロセスとなる。 【契約の概要】 (1)売主:旭化成株式会社 (2)買主:Formosa Plastics Corporation (3)工場所在地:台湾雲林県麦寮郷 (4)生産能力:年産30万トン(100%苛性ソーダベース) (5)供給機器:イオン交換膜法食塩電解設備一式および仕様ML32NCZ(自然循環型高電密ゼロギャップ電解槽) (6)稼動時期:2004年12月(予定) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1298 |